各停日和

何かについて書くことは、それと向き合うこと。

ドラマーにとっての「マイ楽器」を持つメリットとデメリット

ギタリストは必ずマイ・ギターを1本は持っている。

ベーシストは必ずマイ・ベースを1本は持っている。

キーボーディストは必ずマイ・キーボード,あるいはマイ・ピアノを1台は持っている。

ドラマーは必ずしもマイ・ドラムを持っていない。

僕は持っていない。

 

なぜドラマーはマイ・ドラムを持たないのか。

それは「デカい・うるさい・邪魔」の三重苦によるものだと思う(僕調べ)。

といっても,マイ・スネアやマイ・ペダルを持っている人は全ドラマーの8割くらいいるかなと思う(僕調べ)。

僕は持っていない。

ドラマーがマイ・スネアやマイ・ペダルを持つ気持ちはわかる。

ギタリストのように,「自分の好きなこの音はこの楽器にしか出せない」という思いがある。「カノープスのこのスネアが乾いた銃声のように…」と,語りだすとうるさい人はうるさい。

それに、マイ楽器を持っているんだぜ!という所有欲も少なからず満たせる。

常に自分が一番鳴らしたい音を鳴らせるのはいいことだと思う。

 

ただし、マイスネアやマイペダルを用意していても、ドラマーは常に最高の環境で叩けるわけではない。

 僕はフュージョンを叩く。フュージョンはなぜかシンバルやタムを多く使うことが多い。

先日ライブバーでライブをする機会があったけれど、そこのドラムはなんとリズムトラベラーだった。

 

 この楽器はいわば「携帯用ドラム」なので音色が独特。リズムトラベラーに一般のスネアの音は合わないと思う。

なんせリズムトラベラーのタムやシンバルの音には、リズムトラベラーの小口径のあのスネアしか合わない。

どんな環境でも、そこにあるもので最大限のパフォーマンスをするも必要じゃないかな。

 

それにスネアは重い。とにかく重い。

キャリーカートに乗せてライブハウスまでゴロゴロ引きずっていくストレス

と、

自分の鳴らしたい音が出せないストレス

が戦ったとき、僕は後者を選んでしまう。

だって重いものを持ってライブ前に疲れたくないもん。